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 Cat&Bonito is ...

 

 

【設立趣旨】

 ポストロック、エレクトロニカ、アンビエントといった辺境ジャンルにあって、メジャーな市場で注目されることはないけれど、優れた作品を制作している音楽家たちが日本国内にはたくさんいます。そうした音楽家たちの活動のプラットフォームを作りたい。そんな思いを込めて立ち上げたインディー音楽レーベルです。ライブイベントの企画やCD音源のリリースを通じ、インディーの世界の魅力を伝えることができたらいいと願っております。

【インディーとは?】
 「インディーズ」という言葉をよく耳にしますよね?その言葉に対し、多くの人々が思い浮かべるものは、メジャーレーベルと契約して商業的成功を果たした音楽家たちの「売れない下積みの時代」のことです。しかし、それは誤った理解です。音楽界におけるインディーとは、メジャーな商業音楽市場とは一線を画し、「インディペンダント=独立」の構えで活動していく「スタイル」および「精神」を意味します。

 ちょっと音楽業界に詳しい人ならば次のような事実を山ほど聞き知っているはずです。売れたいがために聴衆に媚び、売るためにはプロダクションの命ずるまま、意に沿わない音楽も作らざるをえなくなってる音楽家たちのこと。音楽市場を仕切る事務所やレーベルに隷属し、搾取されては使い捨てられていく音楽家たちのこと。そんな実態に抗う活動スタイルと精神こそ、本来のインディーであったはずです。企画・制作・販売のすべてを、自分たちの納得のいくかたちで行っていくということです。

【運営方針】

 たとえ少数であっても、ほんとうに聴いて欲しい人たちに向け、納得のいく音楽制作とライブ演奏に没頭する。そうした活動を生きがいとし、あえて音楽を専業とはせず、無理のない範囲で制作や演奏を愉しんでいく。そんな音楽家たちは、いわゆるプロではなくアマチュアです。しかし、その音楽作品の水準はプロに劣るとは一概に言えません。そうした人たちの世界から、いわゆるプロの水準をはるかに凌ぐような作品もたくさん生み出されてきています。大規模な商業的宣伝をしないから目立たちはしませんけれど。

 弊レーベルは、そうした活動を行っている音楽家たちに敬意を払い、彼らの音が少しでも世に認知されていくことを願った運営を心がけたいと思っています。

 過剰な投資や宣伝は一切しません。そうせずとも、クオリティの高い良い音を探り当ててくれるリスナーたちは存在します。「音そのもの」の良さがストレートに伝わっていくルートはあるはずです。そのような思いを携え「独立自営」の精神を保持しながら活動している音楽家たちが、マイペースで長く活動を展開していけることを願っています。そうした活動の「持続可能性」の確保に力添えができるような音楽レーベルでありたい。そのように考えています。

 営利は目的にしていません。レーベル運営は主宰者である私の音楽好きが高じた結果に過ぎず、その限りで気ままに運営しています。どうかその点をご理解いただき、お付き合いくださると幸いです。

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