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CB-002

花園distance 鬼の好吃ーむ』 

¥1,500+tax  2016/03/10発売

映画音楽をクラブでやるような、美術館で宴会をやるような、

アートと非アートの境を寝起きベリーロールで横断しまくる

謎のテンションと祝祭感!

香川・高松発の3ピース・インストバンドの1st ミニアルバム。

下北沢、高円寺を拠点に活動。不定期に自主企画「このよのアレンジメント」という

神出鬼没パフォーマンスライブを行い、謎をひめた奇想天外な内容が各所でひっそり

話題となっている。メンバー3人それぞれの異なった趣味と感性からうまれるリズム

やフレーズ、それを正面から恐れずに衝突させ、噛み合う?噛み合ない?ギリギリの

バランスを確信犯的に狙ってくる。異常なまでに親しみやすい童話を思わせる牧歌的

なピアノと鍵盤ハーモニカ。その平和に反抗するサイケデリックで渦をまくようなベ

ースとシンセサウンド。音程に割り込んでくるような五線譜を上下に転げ回るトリッ

キーなドラム。そこにインドのシャナイやベトナムモン族の口琴も登場。

​とにかく聴いてみてください!類似品のないきわだった独創性に、強い中毒作用が

ります!

Recording & Mixing : Katsuyama Takaaki

Mastering : 照井淳政 (ハイスイノナサ)

Art Direction : かじ(花園distance)

アーティストによるアルバム特設サイトはここ

あまい不可思議、少女の幾何学。

(上之蛭子/蛸地蔵)

 

生まれて初めて出会うセンス。大好きです。

(Yuta Hoshi / WOZNIAK、TESTAV、DALLJUB STEP CLUB、OUTATBERO、HABIT)

 

まずバンド名、作品名、曲名その全て。

どう読むんでしょう、読み方はわかりますが、まさか「ハナゾノディスタンス」ではあるまい。考えてしまいます。
深読みでした、ただのハナゾノディスタンスでした。

楽曲もそうです。痛烈に記憶に残るフレーズがある訳でもないのに忘れられない、捉え所がないんです。

しかも異様に演奏が上手い

これはどれだけ不思議な人たちがやってるんだろうと演奏する姿を見に行くと、まさかのお若いガールズトリオ!そして話してみると明るくてまっすぐ、不思議さゼロな人たちでした。

キーボード・シンセサイザー・ベース・ドラム・パーカッション・声を巧みに出し引きし、絡み合いそうで合わない!絡み合わなそうで合う!

続きが気になる系・新感覚・脱力ミニマルサウンド とでも言いましょうか。足りないですね、言葉に出来ない音楽もあるんですね。そうなんです。新感覚なんです。

今作はリミックスを含めた作品ですが、オリジナルの4曲を聴き終えた時の「あれ、もう終わり?」感と来たらありません。
完全にやられました。全く掴めないんですもん。

だから何度も聴いてしまう。

この演奏力ですから、綿密な理論に基づいて作曲してるのか。それともサウンドデザイン的なものなのか。全く想像がつきませんけど、どうだっていいんです。センスなんです。

普段見ている景色を少しだけ変えてくれる。そんな音楽って、実はなかなか出会えません。音楽が持って行き過ぎてしまいますからね。

自信を持ってオススメしたいです。

何かをしながら聴くのが凄く好きです。いつもの生活が少しだけおかしくて、ハッピーになります。料理をいつも通りに作るけど、綺麗な器に盛り付けてみたら、ちょっと美味しく感じそうでしょう?

ちょうど忘れづらい名前ですし、憶えておいて損はないはずです。

今作を聴き終えた全ての人が「冷蔵庫からもみじおろし取ってきて」と、きっと言いたくなる。そんなシーン、一生のうちに一体何度あるんでしょうか。私、まずはもみじおろしを買うところから始めます!

                                                          

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